焼き物のコツ ゆうあん焼きの割合3つと作り方のポイント

 
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和食の焼き物「ゆうあん焼き」

今回は和食の焼き物で使うことが多い「ゆうあん焼き」の簡単な割合3つと作り方のポイントをご紹介したいと思いますので、料理作りにお役立てください。

ゆうあん焼きの簡単割合3つと作り方のポイント

ゆうあん焼きの簡単な割合

ゆうあん焼きに多く使う食材には魚介類、鶏肉などがあり、酒、醤油、みりんで調味するのが一般的です。

「ゆうあん焼きの割合3種類」

※ 柚子の輪切りを中に加えてください。

「短時間で仕上げる場合」

醤油
みりん

■ 割合が「2:1:1」の場合は3時間程度で食材を引き上げてください。

※ 食材を長時間浸けておくと醤油辛くなり過ぎて食べられなくなりますので注意してください。

「約半日浸け込む場合」

醤油
みりん

■ 食材自体の持ち味があっさりとして淡泊な場合は「3:1:1」でも半日以上浸け込むと辛くなりますので注意してください。

「一晩以上浸け込む場合」

醤油
みりん

■ 切り身の厚みが薄い場合も醤油辛くなりますので、酒の分量を増やす、あるいは醤油とみりんの量を減らしてください。

ゆうあん焼きのポイント

酒、みりんは加熱してアルコール分を飛ばしておくと、酒臭さがなくなって食べやすくなります。

そして、合わせる場合は同じお玉で杯数を順番に量ってそのまま混ぜ合わせると、手早く作れます。

また、醤油の種類は食材によって使い分けをし、色をつけたくない場合は薄口醤油や白醤油で合わせ、香りと色を濃くしたいときは濃口醤油で合わせてください。

■ 浸けダレの中に加えた柚子を焼き上がりにのせてあぶると、良い香りが食材につきます。

味噌ゆうあんにする場合

味噌ゆうあん焼きにするときは醤油の量を減らして白味噌(粗)、合わせ味噌を浸けダレに加えてください。

梅肉焼きにする場合

焼き上がりに梅肉をぬって梅肉焼きにする場合は白身の魚を使うことが多いですから、白醤油で浸けダレを合わせるようにすると、紅白の色合いがきれいに引き立って見栄え良く仕上がります。

今回はゆうあん焼きの簡単な割合とコツをご紹介いたしましたが、食材を浸け込む前には塩をあてて余分な水分と生臭さを取るようにしてください。

そして、食材に下処理をしないと、味が中まで入りづらくなって美味しく仕上がりませんので、下ごしらえの塩はしっかりとあてて約30分~1時間程度おいてから浸け込んでください。

ゆうあん焼きの語源、由来とは

【焼き魚用つけ焼きダレの作り方】りきゅう焼き・ゆうあん焼きにもお使いください

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