野菜の飾り切り、小茄子(こなす)
今回は小なすの天ぷらを作るときの基本的な切り方3つをご紹介したいと思いますので揚げ物調理にお役立てください。
野菜の切り方、飾り包丁
小なすの天ぷら「切り方3つ」
切り方、飾り包丁①
【1】最初に、なすの上部に浅く包丁を入れて、ぐるりと1周まわしながら、がく(うてな)を切り落としてください。
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【2】次に、たて半分に切り分けてください。
そして、横向きにしたなすの上下に割りばしを置いて、端から約2㎜の間隔で切り込みを入れてください。
【3】このあと、なす全体に切り込みを入れると切り方①の完成です。
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切り方、飾り包丁②鹿の子
【1】切り方①と同じ方法で割りばしを置き、今度は包丁を斜めにして切り込んでください。
【2】そして、なすをたて向きに置きかえて、がくに傷がつかないよう刃先を使って全体に切り込みを入れると切り方②の完成です。
【鹿の子の飾り包丁】
切り方、飾り包丁③扇、末広
【1】先の切り方2つと同様にして半分に切ったあと、がくの下側をたて方向に約2㎜の間隔で、刃がまな板にあたるまで切り込んでください。
【2】そして、全体に切り込んだあと軽く広げると切り方③の完成です。
【扇、または末広の飾り包丁】
なすを揚げるときの手順
なすの裏側だけに下粉をまぶしてください。
■ 全体に粉をまぶして衣をつけると飾り包丁が見えなくなりますので、椎茸の場合も同じように揚げてください。
このあと、粉をまぶした側に衣をつけて、天ぷらにしてください。
【盛りつけ例①】
【盛りつけ例②】
注:包丁には十分注意して手をけがしないように仕上げてください。
■ 小なすは千両なすや長なすに比べると苦味が強く、皮がかたいですから煮物などにも応用してください。
【関連】
【YouTube】
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次回は違う飾り切りでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。