冬瓜レシピ【とうがんの飾り切り方法と色よく下ゆでするコツ】

 
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冬瓜の飾り切りと下ごしらえ

今回は本ブログでご紹介しております「飾り切り方法」から夏の煮物でよく使う冬瓜(とうがん)の切り方手順と、色よく下ゆでする方法(重曹の使い方)をご紹介したいと思います。

最近は、野菜の飾り切りも型抜きを使うことが多くなり、包丁でむきものをする機会もずいぶん減っておりますが、切り方手順やちょっとしたコツを参考にしていただけると幸いです。

冬瓜の飾り切り方法と下ゆでのコツ(重曹の使い方)

冬瓜の飾り切り方法とコツ一覧

■各切り方に移動いたします。

椀物や煮物に使える冬瓜の切り方・飾り切り(羽衣・うちわ)

羽衣(はごろも)冬瓜

羽衣冬瓜(はごろもとうがん)今回は夏の献立や椀物に使える冬瓜の切り方をご紹介したいと思いますので、和食調理の参考にされてはいかがでしょうか。

鮎(あゆ)冬瓜

【鮎冬瓜(あゆとうがん)の切り方とコツ】今回は冬瓜で鮎を切る方法とコツをご紹介したいと思いますので、夏の会席料理や冷やし鉢の参考にされてはいかがでしょうか。

笹(若竹)冬瓜

【笹の葉冬瓜(ささのはとうがん)の切り方】今回は冬瓜で笹の葉を切る方法とコツをご紹介したいと思いますので、夏の会席料理や冷やし鉢の参考にされてはいかがでしょうか。

団扇(うちわ)冬瓜

【団扇冬瓜(うちわとうがん)の切り方】今回は冬瓜でうちわを切る方法とコツをご紹介したいと思いますので、夏の会席料理や冷やし鉢の参考にされてはいかがでしょうか。

楓(かえで)冬瓜

【楓冬瓜(かえでとうがん)】今回は楓冬瓜(かえでとうがん)の切り方とコツを、完成型をもとにご紹介したいと思いますので、夏の献立や冷やし鉢の参考にされてはいかがでしょうか。

木の葉冬瓜

野菜の飾り切り【木の葉冬瓜】 今回は冬瓜の使いにくい端の部分で作れる刺身飾りの「わさび台」をご紹介したいと思いますのでお役立てください。 ...

つたの葉冬瓜

冬瓜レシピ・飾り切り【つたの葉冬瓜の切り方を見る】食材別の切り方一覧を見る■簡単な飾り切り手順一覧■刺身の盛りつけに役立つわさび台■和食の飾り切り、むきもの道具一覧■他の切り方につきましては≫「野菜の飾り切り【100選】切り方手順とコツ一覧」に掲載しておりますので参考にされてはいかがでしょうか。

【関連】

かぼちゃの飾り切り一覧を見る

きゅうりの飾り切り一覧を見る

夏の料理に役立つ飾り切りとコツ一覧

冬瓜を色よく下ゆでする方法とコツ

冬瓜は夏野菜の中でも特に涼しさを演出できる食材で煮物にすると喜ばれますが、皮がかたくて鮮やかな緑色に仕上がらないため、煮物には使わない・・・という方も多いのではないでしょうか。

ですが、その場合に重曹(じゅうそう=炭酸水素ナトリウム)を使うと、それほどむつかしい煮物ではなく、きれいな緑色に仕上がりますので挑戦していただきたいと思います。

冬瓜を下ゆでする前に皮目につける材料
重曹
重曹にまぜる塩

皮をむく工程

【1】最初に冬瓜の皮を、お好み焼きを食べるときに使うへらでこすり取り、種を切り落としてください。

■ 皮目をこすると中の薄い緑色があらわれます。

切り込みを入れる工程

【2】次に、冬瓜を切り分けて、鹿の子に包丁目を入れてください。

↓↓↓

冬瓜飾り切り,かのこ包丁

【鹿の子の意味】

鹿の子揚げ(かのこあげ)とは

鹿の子造り(かのこづくり)とは

皮に塩と重曹をすり込む工程

【3】塩と重曹(炭酸水素ナトリウム)を同量で合わせたものを皮にこすりつけ、そのまま約30分間おいてください。

ゆでる工程

【4】このあと、熱湯でやわらかくなるまでゆでてください。

■ ゆでるときの目安時間は、冬瓜を熱湯に入れてから約10分間です。

【5】最後に、ゆで上がった冬瓜を冷水に取って色止めすると完了です。

■ このあと、冷やした煮汁に冬瓜を浸して、味をなじませると色出し煮が作れます。

冬瓜の煮物,色出し煮,ひすい煮

【関連レシピ】

冬瓜を色よく煮る方法とコツ

よくある間違いと注意点 

「重曹とミョウバン」

ミョウバンではなく重曹を使ってください!

色が似ているため、間違えることがある「ミョウバン」は、なすのアントシアン系色素の色出しに使うもので、青味野菜の色素であるクロロフィル系の色を鮮やかにする場合は用いません。

※ ミョウバンを使うと、冬瓜が茶色くなります。

また、ミョウバンは煮くずれを防ぐ目的で使うものですから、繊維を柔らかくする場合は逆効果になりますので気をつけてください。

【関連】

冬瓜の語源、由来、冬瓜は夏の食材として有名ですが、そのまま切らずに置いておくと冬まで保存が利くということから冬の瓜⇒「冬瓜」と呼ばれています。

季節別、旬の食材を見る

簡単な飾り切り手順を見る

今回は冬瓜の飾り切りと下ゆでをご紹介いたしました。

他の切り方につきましては≫「野菜の飾り切り【100選】切り方とコツ一覧」に掲載しておりますのでお役立てください。

次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。