生理機能のビタミン
人体構成のミネラル
第6の栄養素~食物繊維!
身体の調子を整えるのに必要な栄養素
身体機能を調節!~ビタミン!ミネラル!食物繊維!
ビタミン
生理機能を調節してからだを元気に
ビタミンの種類は約30種で、これ自身がエネルギー源となることはありませんが、各栄養素の働きを促して生理機能を調節してくれます。
そして、このビタミンは野菜類に多く含まれており、水溶性と脂溶性の2つに分類できます。
水溶性の方は体内で余分な量が排泄されるビタミンで、脂溶性のビタミンはA、D、E、Kの4つです。
この脂溶性ビタミンは排泄されることなく体内に蓄積されるため、過剰にとると体内にトラブルを引き起こすこともあります。
ミネラル
微量ながらも人体の構成要素
ミネラル(無機質)とは、カルシウムや鉄など、微量ではありますが人体に必要な栄養素で、からだの各組織を構成する重要な役割を担っています。
骨格の形成や、筋肉・神経の発達、生理機能の調整にも関わりが深く、酵素としても働いてくれます。
主なミネラルは約10種類ほど知られていますが、そのほとんどが普段食べている食品に含まれていますから、バランスのとれた食生活をしていれば不足することはめったにありません。
ですから、食べ物の好き嫌いをなくして、偏った食品ばかりをとらないように心がけることが大切です。
食物繊維
第6の栄養素ともいわれる腸のお掃除役
食物繊維は、消化酵素で消化されない成分をさします。
からだを作る栄養素ではないものの、腸内の有害物質や老廃物を除去して大腸がんを予防することから、第6の栄養素といわれています。
食物繊維には不水溶性のセルロース、ペクチンや、水溶性のコンニャクマンナンなどがありコレステロールを排出する働きもあります。
また、食物繊維を十分にとることで活性酸素の働きを抑える効果があります。
そして、活性酸素を増やす要因となる食品添加物や農薬などの化学物質が食べ物と一緒に体内に入った場合、食物繊維はそれらに吸着し、便として体外に排出する働きがあります。
このようなことが各栄養素のからだに対する働きや特徴です。
参考⇒炭水化物、タンパク質、脂質の意味!【エネルギー源となる3大栄養素】
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