春の食材、蕨(わらび)
和食の料理用語集
蕨(わらび)
ウラボシ科の多年草でシダ植物の仲間です。
そして、古くから食用として用いられている山菜で、山地の日当たりのよい草原に自生して繁殖力が強いです。
わらびは春に若葉が巻いているものを茎ごと食用とし、この若葉のことを「早わらび」とも呼んでいて、葉が伸びきったものは茎がかたくなってしまい食用には適しません。
また、わらびは非常にアクが強いため、調理のさいはアク抜きといわれる加熱処理が必要ですので、わら灰、または重曹(炭酸水素ナトリウム)を使って下処理をしてから煮物、和え物、汁の実、お浸し、漬け物などに利用してください。
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今回はわらびをご紹介いたしました。
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