松笠くわいの切り方3つ【松ぼっくりに見せる方法とコツ】

 
■ 当サイトをご覧の方々並びに全国の皆様におかれましては、お身体に十分注意していただきたく存じます。
 
【動画を見る】

冬の野菜飾り切り手順

今回は、くわいを松ぼっくりに見立てた「松笠慈姑(まつかさくわい)」の切り方を3つご紹介したいと思いますので、煮物の飾り切りやおせち料理の参考にされてはいかがでしょうか。

野菜の飾り切り【松笠くわいの切り方手順3つ】

松笠くわいの切り方①

【1】最初に、くわいの芽がついていない方を少し切り落として、皮を六方にむいてください。

■ くわいの皮むき方法につきましては≫「くわいの六方むきの手順」に掲載しております。

【2】次に、皮を六角形にむいた角に対して、Ⅴ字の切り込みを入れてください。

↓↓↓

【3】そして、横の角をひとつ飛ばした計3か所に、同様の切り込みを入れてください。

↓↓↓

【4】このあと、先ほど飛ばした角にも、同様の切り込みを3か所入れてください。

■ この切り込みは【3】の少し下に入れてください。

【5】そして、同じ方法で下まで切り進むと写真のようになり、松ぼっくりの形がほぼでき上がります。

【6】最後に、下部の六角形に3本の切り込みを交差させて入れると完成です。

■ 同じ切り方で丸型のつぼ抜き、または彫刻刀を使って切り込みに丸みをつけると、違う形に仕上がります。

松笠慈姑の飾り切り方法,煮物野菜の切り方手順

↓↓↓

松笠慈姑の飾り切り方法,煮物野菜の切り方まつかさくわい

松笠くわいの切り方②

切り方①と同じ要りょうで刃先を下から入れて、となりの笠と交わるように切り込むと、さらに「松ぼっくり」らしく切れます。

↓↓↓

松笠くわいの切り方③

そして、切り方②の要りょうで、切り込む前の形を2つに分けると「重なった松ぼっくり」が切れます。

↓↓↓

「表と裏」

「三種類の松笠くわい」

■ このあと、175℃~180℃に熱した油で下揚げして色付けし、油抜きをしてから煮汁で味を含ませてください。

「盛りつけ例」

写真の絵馬くわいと松葉絹さやは、濃いめの吸い物だしで味を含ませております。

注:包丁には十分注意して手をけがしないように仕上げてください。

■ 松笠くわいの詳しい内容につきましては≫「くわいを松ぼっくりに見立てた【松笠くわい】を煮る方法と割合」に掲載しております。

【絵馬の切り方】

お雑煮や正月の煮物飾り、絵馬人参

【関連】

くわいの飾り切り関連一覧

くわいの煮汁、調味料の割合

くわいをくちなしの実で色付けする方法

くわいに関連した料理内容一覧

冬の飾り切り方法一覧

覚えておきたい飾り切り方法とコツ一覧【野菜の飾り切りと細工料理301+30種まとめ】料理によく使う野菜の切り方や簡単な飾り切り方法、細工切り等を集めましたので季節演出や盛りつけ飾りの参考にされてはいかがでしょうか。飾り切りと料理作りに必要な切り方※包丁には十分注意してケガをしないように仕上げてください。

おせち料理や

正月に関連した調理内容一覧

おせちと正月に関連した

【料理の雑学、豆知識一覧】

大晦日に年越しそばを食べる理由

冬の食材50音順一覧表

今回は松笠くわいの切り方をご紹介いたしました。

他のレシピ等につきましては≫「本のサイトの料理内容一覧」にも掲載しておりますのでお役立ていただければ幸いです。

次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただきありがとうございました。