青味野菜おくらを色よく煮る方法【色出し煮】料理に役立つあしらい

 
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青味野菜【おくらの色出し煮】

今回は、おくらの色出し煮を作る方法をご紹介したいと思います。

このおくらは夏の料理に向く色鮮やかな食材で用途も広く、炊き合わせの他にも吸い物や叩きおくら、肉を巻いた焼き物などにも応用が利きますので夏の料理の参考にお役立てください。

青味野菜おくらの色出し煮の作り方

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青味野菜の色出し煮【おくら】

作り方

【1】おくらの太い部分の先を少し切り落として形をきれいに整えてください。

【2】次に、黒っぽくなっている固い部分を包丁などで1まわりむき取り除いてください。

おくらの下処理手順

【3】この後、おくらをゆでたときに破裂しないようにするため、金串や竹串などで刺して穴を開けておいてください。

おくらの下処理

【4】熱湯を用意しておくらのうぶ毛を塩でもんでこすり取り、その塩がついている状態で鍋に入れてゆで、冷水に落として色止めしてください。

また、おくらをゆでる熱湯にも約1%(水1000ccに対して塩10g程度)の塩を入れておいてください。

このゆでる際の火の通りが浅いと、だし汁に浸けて味を含ませるときに色がすぐ悪くなりますのでしっかりと火を通しておいてください。

【5】吸い物の汁にみりんを少量加え、よく冷やしただし汁に半日程度浸けて味を含ませ、色よく仕上げて完成です。

おくらの色出し煮

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おくらの色煮

【おくらの下処理手順】料理の基本と食材の下ごしらえ・Japanese food
【この2つは覚えておきたい飲食店のオクラの仕込み方】下ごしらえ手順・Japanese food

青味野菜の色出し煮は、どの料理の色合いにも大切ですから、夏以外の会席料理などにもお役立てください。