春の料理でよく使う花びらゆり根の色づけ法
今回は、ゆり根を桜の花びら型に飾り切りしたあと、食紅で色づけする簡単な方法をご紹介したいと思いますので、春の献立や和食調理の参考にされてはいかがでしょうか。
春の料理演出「桜」
花びらゆり根の色づけ手順
【1】最初に、ゆり根を花びら型に飾り切りしてください。
■ 花びらゆり根の切り方につきましては≫「春の演出【野菜の飾り切り】花びらゆり根の切り方手順」に掲載しておりますので参考にしてください。
【2】次に、食紅で色づけした水を鍋に入れ、酸味を感じないていどの酢を加えてください。
■ 少量の酢を加える理由は、酢の色止め効果を利用するためです。
【3】このあと、ゆり根を入れて火にかけてください。
【4】そして、ひと煮立ちしたところで火を止めて、そのまま常温まで冷ますと、程よいかたさにゆであがります。
「冷まして色づけしたゆり根」
■ このあと、シロップや吸い物だしで味を含ませると色がうすくなります。
「シロップに1日つけた状態」
色が濃い場合の対処法
色濃く染まりすぎた場合は「ぬるま湯」にひたしておくと、少しずつ抜けていきます。
色が抜ける場合の対処法
色抜けがひどいときや、色がうすい場合はシロップにも少量の食紅を加えてください。
そうすると、色抜けせずに保存できます。
※ この場合、食紅を入れすぎると色がきつくなり、保存容器が赤く染まることがありますので注意してください。
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今回は花びらゆり根の色づけをご紹介いたしました。
他の春料理につきましては≫「春の料理関連一覧」に掲載しておりますのでお役立てください。
次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。