いな
和食の料理用語集
「いな」とは
ぼらの稚魚、または幼魚のことで、6~25㎝くらいの間のものをいいますが、地方によって少し呼び方が異なります。
東京では 10㎝くらいまでを「おぼこ、いなっこ、すばしり」と呼び、25㎝くらいのものを「いな」、それ以上を「ぼら」、とくに大きい 50㎝以上を「とど」といいます。
そして、高知では 3㎝以上を「ぼらこ」、9~12㎝程度のものを「いな」、成魚を「ぼら」といい、和歌山では幼魚を「いな」、成魚を「ぼら」と呼びます。
■ 幼魚や若魚は、川をさかのぼって淡水にもすんでおり、表層を好んでいることから水面上に跳ね上がるときがあります。
名の語源、由来
川から稲田にまぎれ込んだりすることから名がついたといわれ、「いなせ」という言葉は、この「いな」に由来しています。
【関連】
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【料理用語関連】
【あ段~わ段】
【参考】
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次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。