ぼらの卵巣で日本三大珍味のからすみを作る方法【作業手順】

 
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【日本三大珍味のからすみ

今回は、ぼらの卵巣で作る「からすみの作り方手順」をご紹介したいと思いますので、祝い料理の献立作成や和食調理の参考にされてはいかがでしょうか。

からすみの作り方手順

塩をする工程

【1】最初に、ぼらの子を塩で包むようにして、卵巣全体をおおってください。

この塩は「べた塩」といい、さばの酢じめを作る場合と同じ方法です。

【2】そして約1週間、このままの状態で塩をしてください。

塩ぬきの工程

【3】次に、卵巣についている塩を取りのぞき、少量の酒で表面を洗い流してください。

【4】そして、焼酎またはホワイトリカーに約1週間ひたして、余分な塩分をぬいてください。

風干しをする工程(仕上げ)

【5】このあと、焼酎から卵巣を取り出し、表面の水分をふき取ってください。

そして、ぼらの子の臭いが強くならないようにするため、涼しい場所で風干しすると完成です。

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注意点

ぼらの卵巣を干す場合に日がよくあたる高温の場所や日中の時間帯はさけ、卵巣に腐敗臭が発生しないよう注意してください。

■ 涼しい場所が見当たらない場合は、空冷式の冷蔵庫内で作業を進めると作れます。

鯔子(からすみ)の語源、意味、由来

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今回は、からすみの作り方をご紹介いたしました。

和食の献立につきましては≫「献立四季報【春夏秋冬】味暦」に掲載しておりますので参考にされてはいかがでしょうか。