和食の語源、意味、由来
今回は、おせち料理に鰤(ぶり)を使う理由をご紹介したいと思いますので、お正月の家族だんらんや、和食調理にお役立てください。
おせち料理の雑学、豆知識
焼き物や献立にぶりを使う理由
ぶりの焼物「出世の願かけ」
ぶりは名前が変わる出世魚の代表格という理由から、出世するようにという願いが込められています。
そのため、新年に食べる「おせち料理」の焼き物や献立には鰤(ぶり)を多く使います。
(他の出世魚の例)
鱸(すずき)、鯔(ぼら)
■ぼらの卵巣に塩をして、風干し(生干し)にした加工品が「からすみ」です。
鰤(ぶり)
あじ科の魚で、日本全体の海岸に広く分布しています。
そして、春~夏に北上し、秋~冬に南下する回遊魚で、刺身や焼き物に使うことが多く、塩漬け、干し物、くんせい、油漬けの缶詰などにも加工されます。
ぶりの名前の変化
「関西地方」
つばす⇒わかな⇒はまち⇒めじろ⇒ぶり
「関東地方」
わかし(わかなご)⇒いなだ⇒わらさ⇒ぶり
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【参考】
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≫揚げ物名称、語源、由来、豆知識一覧
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和食調理にお役立てください。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。