預鉢(あずけばち)の【語源、意味】和食の料理用語、豆知識集

【日本料理の献立名】

預鉢(あずけばち)の意味

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和食の献立、料理用語集

預鉢(あずけばち)とは

茶懐石料理の献立のひとつで、一汁三菜、箸洗い(はしあらい)、八寸(はっすん)以外に亭主が心入れですすめる他の料理を「鉢」に盛り込んで取り箸を添えたものをいいます。

煮汁の黄金比で仕上げた炊き合わせ五種盛り,色紙南瓜,焼き目湯葉,ごぼう,アスパラ,人参,針ゆず

そして、料理内容は汁けの多い炊き合わせや和え物などが主なもので、一汁三菜の最後にあたる焼き物と箸洗い(または小吸い物)の間に提供します。

預鉢の語源

預鉢は一汁三菜が終わったあとに「亭主相伴(ていしゅしょうばん)」といって、亭主が水屋(みずや)で軽い食事をとりますが、そのさいに「客にお預けする料理」という意味からこの名があり、人数分をひとつの鉢に盛りつけて取り箸を添え、客に預けて取り回す形で出されます。

また、強肴(しいざかな)や追肴(おいざかな)、進肴(すすめざかな)も同じように亭主の心入れで出される料理で、お出しする順番や形で名が変化します。

さんまの竜田揚げ,秋の揚げ物の献立,強肴

懐石料理は本来「一汁三菜」で献立が終わり、口の中をさっぱりとさせて食事に使った箸先をお洗いくださいという意味で箸洗いが出されます。

このあと八寸を酒肴にして、亭主と客の間で杯のやりとりが行われ、これを「主客献酬(しゅきゃくけんしゅう)」といいます。

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