鱧(はも)の名の語源と特徴【関西で多く使われる理由とは】

【鱧(はも)の雑学、豆知識】

今回は鱧の名がつけられた由来をご紹介したいと思いますので、和食調理の参考にされてはいかがでしょうか。

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和食の雑学、豆知識

鱧の名の語源、意味、由来

鱧は口が大きく、鋭い歯を持っており、色々なものにかみつく魚です。

そして、食物をかんでたべるという意味の言葉を【食む(はむ)】といい、鱧はすぐにものをかむことから「はむ」⇒「はも」と名づけられています。

■ 食む(はむ)という言葉は、あまり使いませんが、高知県では鱧のことを「はむ」と呼ぶ地域もあります。

■ 鱧の生態と特徴

鱧は昔から海で梅雨の雨を飲む頃からが一番おいしいと言われ、この時期から身に脂がのります。

そして、八月の中旬から産卵期を迎えますが、他の魚と違って味が落ちることがなく、秋になると松茸と合わせることができます。

また、魚の中でも鱧は「お造り、煮物、焼き物、蒸し物、揚げ物」などの献立に幅広く使える食材で、他の材料との相性も良いです。

鱧の生態

この魚は鱧科の海魚でウナギやアナゴと似た魚体をしており、全長が2mを超える個体も存在します。

体の上部は灰褐色、腹部は銀白色、背びれと尾びれは黒色で、うろこが無いのが特徴です。

鱧が京都や大阪で多く使われる理由

鱧は日本の南側の海で水揚げが多い魚ですが、歯が鋭くて小骨が多いころから、昔の四国や九州では扱いにくい魚として敬遠されていました。

しかし、海に恵まれていない京都の職人達が鱧の生命力の強さに目をつけ、関西まで運び入れて骨切りの技術を独自に開拓しました。

このことから、夏の京都や大阪では鱧料理が広く行き渡り、現在の祇園祭や天神祭りでは欠かせない食材となっております。

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今回は鱧の語源をご紹介いたしました。

他の料理用語につきましては≫「料理の雑学、豆知識一覧」に掲載しておりますので参考にされてはいかがでしょうか。

次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。

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