煮干し出汁(だし)の取り方
今回は、だしじゃこを浸した水に昆布を加えて旨味を出したあと、加熱して「だし」を取る基本方法をご紹介したいと思います。
煮干しのだしはこくと旨味が強い反面、香りや味にくせがあり、上品な煮物には不向きですが、味噌汁、お惣菜、麺つゆ、豆腐のつけだれ等に使えますので参考にされてはいかがでしょうか。
和食のだし取り方法【煮干しだしの作り方手順】
水 | 1ℓ(1000㏄) |
だしじゃこ | 40g |
だし昆布 | 5g |
煮干しの下処理工程
【1】最初に、だしじゃこの頭と内臓を取り除いてください。
■ 頭と内臓を取る理由は、だしの苦味とえぐ味を少なくするためです。
昆布を加えて旨味を出す工程
【2】次に、だしじゃこを水に浸して、かたくしぼったぬれ布巾で表面をふいた昆布を加え、約10時間おいて旨味を出したあとに昆布を取り出してください。
■ 浸しておく時間がない場合は、昆布を水につけた状態で次の工程に進んでください。
鍋を火にかける工程
【3】だしじゃこと水が入った鍋を強火にかけてください。
このあと、沸騰する手前まで加熱し、アクをていねいにすくい取ってください。
だしをこす工程(仕上げ)
【4】火を止めてキッチンペーパーやネル地で静かにこすと「だし取り」が完了します。
煮干し、だしじゃこの選び方
頭と尾が腹側に向けて少し「へ」の字に曲がっているもので、背の黒色がくっきりとして乾燥状態の良いものを選んでください。
【関連】
【参考】
今回は煮干しだしの取り方をご紹介いたしました。
他のレシピにつきましては≫「本サイトの料理内容一覧」に掲載しておりますのでお役立ていただければ幸いです。
次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。