縒り独活(よりうど)の作り方
今回は春に多く出回る食材の独活(うど)を使った「料理飾り」をご紹介したいと思いますので、和え物のあしらいや刺身飾りの参考にされてはいかがでしょうか。
■ 料理のあしらいとは ≫
刺身や和え物に使える春野菜の飾り切り、よりうどの作り方
うどを「桂むき」する工程
【1】最初に、うどの筋が残らないように「桂むき」をしながら、厚めに皮をむいてください。
■ 桂むきの詳しい内容につきましては≫「大根けんの切り方と桂むき上達のコツ5つ」に掲載しております。
【2】次に、約1㎜の厚さで桂むきを続けてください。
切り分ける工程
【3】むいたうどの内側を下にして「まな板」に広げ、斜めに細長く切ってください。
■ 金串をのせているところが、包丁で切る位置になります。
また、平行ではなく、幅の広さをかえて「うど」に変化をつけるときは、包丁を交互にずらしてください。
【4】このあと、切り分けた「うど」を水の中にさっと通してください。
※ うどが折れる場合は、水につけずに作業を進めてください。
箸に巻き付ける工程
【5】細く切った「うど」のバネのような形状を利用して、箸に巻き付けながら形を作ってください。
そして、うどを箸から抜いて反転させ、同じ要りょうでもう一度形をととのえると完成です。
■ この作業が糸を縒る(よる)動作に類似していることから「よりうど」の名があります。
【盛りつけ例】
■ 最後に、よりうどを作るときのコツを3つご紹介いたしますので参考にされてはいかがでしょうか。
【ポイントと注意点3つ】
1、皮の筋を完全にむき取る。
2、厚さを均等にしてむく。
3、水の中に長時間つけた状態にしない。
※ うどを水につけたまま長時間おくと、色が抜けたようにすき通ってしまいます。
【関連】
今回は、よりうどの作り方をご紹介いたしました。
他のレシピにつきましては≫「本サイトの料理内容一覧」に掲載しておりますのでお役立ていただければ幸いです。
次回は違う飾り切りでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。