料理用語辞典【せき~】基本~応用
和食調理で多く使われる料理用語、語源、意味、由来などを50音順にご紹介しております。
また、料理用語に関連した作り方やコツなども掲載しておりますので、必要な調理用語を目次からお選んでお役立てください。
料理用語辞典、語源、由来、調理法、豆知識50音順検索【せき】~
赤飯(せきはん)
もち米にアズキやササゲを混ぜて蒸しあげた強飯(こわめし)のことで、アズキなどの豆の煮汁で飯の色が赤くなるので「赤飯」といいます。
また、赤のご飯、おこわともいいます。
背越し(せごし)
刺身の手法のひとつで、薄く筒切りにした魚を洗いにしたものです。アユをはじめとする骨のやわらかい魚を用います。
節句(せっく)
季節の変わり目に日を定め、節句(せちく)と呼ばれる料理を作って祝った式日のことで、代表的なものに「五節句」と呼ばれるものがあります。
「五節句」は下記の通りです。
1月7日 | 人日の節句 |
3月3日 | 上巳の節句 |
5月5日 | 端午の節句 |
7月7日 | 七夕の節句 |
9月9日 | 重陽の節句 |
上巳の節句に食べる七草がゆ
1月7日の七草がゆ
おせち料理の献立集
おせち料理とは!
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節句料理(せっくりょうり)
節会(せちえ)の供御のことで、古くは五節句(人日、上巳、端午、七夕、重陽)の折りに用意していましたが、のちに正月の祝い膳をおせちというようになりました。
また、おせちの本来の姿は三方に白米、のしあわび、伊勢海老、かち栗、昆布、ほんだわら(じんばそう)、串柿、裏白、ゆずり葉、だいだいなどの縁起ものをお供えした形で、現在では鏡餅にその姿が表されています。
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節分の詳しい内容につきましては、節分とは「いわしを食べる理由~豆まきのいわれ」に掲載しております。
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【あ段~わ段】
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