うずら玉子で梅花玉子を作る手順
今回は、うずら玉子を梅の形にととのえる「梅花玉子」の作り方手順をご紹介したいと思います。
この梅花玉子は冬の八寸物や焼き物のあしらい、松竹梅の祝い肴などに使えますので参考にされてはいかがでしょうか。
冬の八寸物、うずら玉子で梅の形を作る方法
梅花玉子の作り方手順とコツ
【材料】
材料には、うずらの玉子と梅酢、そして、竹串と輪ゴムを用意してください。
【1】最初に、うずら玉子をゆでて殻をむいてください。
【2】次に、玉子がピンク色になるまで梅酢、または食紅を溶いた吸い物だしにつけ込んでください。
■ ゆで玉子を蒸して、いったん温めてから梅酢や食紅を溶いた吸い物だしに入れると色が早くつきます。
また、色が濃くつき過ぎた場合は、甘酢や食紅を加えていない吸い物だしにひたすと、ある程度やわらぎます。
【3】そして、輪ゴム2つと竹串を5本用意してください。
【4】このあと、玉子を縦向きにしたもの3個を等間隔に並べ、竹串で梅型にととのえてください。
■ 梅型になるよう5本の竹串を均等に玉子の表面にあてて、輪ゴムで串の上下をしばって動かないようにすると、串が花のくぼみになって型がつきます。
■ 一般的な竹串には玉子3個がととのえやすく、えび串や銀なん串と呼ばれる細めの串で作ると見栄えよく仕上がります。
※ 鶏の玉子を使う場合は一般的な太さの竹串を使用してください。
梅形作りのポイント
串を最初から均等にあてようとせずに「玉子」を5本の串の中に並べて入れ、輪ゴムで上下をゆるくしばったあと、串を等間隔に動かすと梅型にととのえられます。
そして、串をしめる場合は玉子の間に輪ゴムをたして、梅型にととのえてください。
※ しめ過ぎると玉子が破裂しますので気をつけてください。
【5】このあと、竹串を立てた状態で冷蔵庫に約1日入れて型をつけ、使うときに串をはずしてください。
【6】最後に、座りをよくするために玉子の上下を少し切り落として2つに切ると完成です。
■中心部に黒ごまをのせると、いっそう梅らしくなります。
【型をつけるときの注意点】
冷蔵庫で形をつけるときに串を寝かせると、保存容器の底にあたる部分が重みで平たくなり、いびつな梅形になりますので、輪ゴムでしばったあとは串を立ててください。
■今回の「梅花玉子」は少し手間がかかりますが、子供さんのお弁当に入れても可愛らしく、喜んでいただけると思いますので参考にされてはいかがでしょうか。
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今回は、梅花玉子の作り方をご紹介いたしました。
他の細工料理につきましては≫「飾り細工の作り方手順一覧」に掲載しておりますのでお役立ていただければ幸いです。
次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。