アスパラの健康効果【身体によい薬としての成分と効能とは?】

 
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「アスパラ」

「南ヨーロッパ原産」

ユリ科の多年草で、直径約1㎝の若い茎を食用にする青味野菜です。そして、アスパラには滋養強壮の効果あり、古くから疲労回復の野菜しても利用されていて、現在では滋養強壮剤の成分として使われています。

グリーンアスパラガスの健康効果

アスパラの下ゆで工程

効能

「滋養強壮、高血圧、貧血」

グリーンアスパラには、アミノ酸の一種であるアスパラギン酸が含まれており、疲れをとって高血圧などの症状に効果があります。

そして、このアスパラギン酸は穂先に多く含まれており、新陳代謝を促して細胞を活性化させ、ルチンという糖質が血管を丈夫にして血圧を下げる効果にも期待できます。

また、ビタミンA、ビタミンB1・B2、ビタミンCも豊富に含まれ、ビタミンB群のひとつである葉酸には赤血球を作る働きがあり、鉄分も多く含まれていますので貧血の予防にも役立つ野菜です。

アスパラはカロリーが低く、たくさん食べられますから体力アップやガン予防などにも有効です。

栄養摂取の効果的な方法

ゆでるとビタミン類が壊れやすくなりますので焼くのがおすすめです。

■根元の皮は固いですから、包丁やピーラーなどで下部を1/3ほど薄くむいてから調理してください。

水溶性のビタミン類は熱に弱い性質があるため、熱を加えすぎないようにすると効率よく摂取できます。

また、ゆでると栄養分が湯に流れ出てしまいますので、火を通す場合は焼いたり炒め物にする方がビタミン類を失わずに済みます。

「購入時のポイント」

アスパラの品質を見分ける場合、太くて色の濃いしっかりしたものを選ぶようにしてください。

「簡単レシピ」

アスパラをベーコンや茸類と強火で炒めると手早く作れ、生ハムを巻いて天ぷらや串カツにしてもよく合います。

【参考】青味野菜「アスパラ」の味つけ~色よく仕上げる方法