「刺身、向付け」
今回は魚を三枚におろして骨を取ったあと、冷蔵庫で保存するときに身のしまりを防ぐ調理法(コツ)をご紹介したいと思いますので、鮮魚の下処理にお役立てください。
活魚の冷蔵保存とコツ
(準備していただく保存道具)
ふた付きの平らな発砲スチロールを用意してください。
■ ふた付きの発砲スチロールは絹さやえんどうの入っているものを八百屋さんにお願いすると手にいれることができます。
冷蔵庫に入れる前の調理方法
【1】鮮魚は水洗いしたあと骨を取り除き、皮を引いてください。
■ 皮目が外気にふれると変色しやすい青背の魚(間八、ぶり等)を刺し身にするまでに、ある程度の時間が必要なときは皮をつけたままにしておくこともあります。
【2】次に、発砲スチロールに乾いた布巾やタオル(ダスター)をしいてください。
【3】そして【1】で下処理をした鮮魚をキッチンペーパーで巻いてからラップフィルムで包んで外気にふれないようにしてください。
【4】このあと【2】で布巾をしいた上に魚を重ならないようにのせ、その上からも乾いた布巾をかぶせてふたを閉めておくと、必要以上の冷気があたらず、金属製の容器に入れて保存するよりも食感(歯ごたえ)を長持ちさせることができます。
※ 昔ながらの氷で冷却する冷蔵庫がある場合は冷気が強すぎないですから、魚の身が長持ちします。
「発砲スチロールを使うときの注意点」
発砲スチロールは冷蔵庫の角や、とがっている部分にこすれるとクズが出ますので、他の食材や調理済みの煮物などに入らないように気をつけてください。
【関連】
今回は鮮魚の食感を長持ちさせる保存方法をご紹介いたしました。
他のレシピにつきましては≫「本サイトの料理内容一覧」に掲載しておりますので参考にされてはいかがでしょうか。
次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。