正月料理「一の重」~「与の重」
今回は、おせち料理を作るときに、ぞれぞれの重箱に入れる料理の種類と主な順番をご紹介したいと思いますので、節句料理の献立や和食調理にお役立てください。
正月料理の雑学、豆知識
おせちの重箱に入れる料理の順番
一の重
おせち料理の上段には数の子、たたきごぼう、田作り、黒豆などの祝い肴(いわいざかな)と呼ばれる「正月らしいもの」が入りますので、取りわけやすいように彩りよく盛りつけてください。
■ 田作りは「ごまめ」ともいい、紅白なますは焼き物のあしらいとして「二の重」に入れる場合もあります。
【関連】
二の重
重箱の二段目には、祝膳の縁起をかついだ焼き物類や酒の肴(さかな)などが入りますので、裏白や葉らん等を間に挟んで取りわけやすく、色彩豊かに盛りつけてください。
そして、焼き物類は保存性が高く、味がかわりにくいという理由から「みそ漬け」にすることが多いです。
【関連】
三の重
お重の三段目には、海の幸や山の幸の煮物、または煮しめが入ります。
その理由は、汁気が他の料理に移らないようにするためですので、煮物類は三段目に集めてください。
【関連】
与の重
おせち料理の4段目にくる重箱は「四の重」ではなく「与」の字をあてて「与の重」と書きます。
そして、4段目を作ることは少ないですが、この重には一般的な珍味類やお菓子などを入れ、子供たちは最後に甘味を食べて、お酒を飲む方はこちらの珍味をあてに、最後の節句料理を楽しみます。
【おせち料理の関連】
他の飾り切りにつきましては≫「野菜の飾り切り方法、切り方とコツ100選」に掲載しておりますので参考にしてください。
注:包丁には十分注意して手をけがしないように仕上げてください。
【年越し関連】
⇒正月料理、おせち関連へ
⇒料理の雑学、豆知識一覧へ
【参考】
⇒和食の調味料割合一覧へ
和食調理にお役立てください。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。