和食のつけ塩「きめの細かい山椒塩」
今回は揚げ物のつけ塩として使う山椒塩の作り方をご紹介したいと思いますので、かわり揚げや天麩羅(天婦羅)の添え塩にお役立てください。
天ぷらのつけ塩【山椒塩】
山椒塩の作り方と割合
「山椒塩の簡単な比率」
塩 | 12 |
粉山椒 | 1 |
旨味調味料 | 1 |
それぞれの分量(12:1:1)は大さじ、または小さじなどで量ってください。
※ 重さ(g数)の比率ではありませんので注意してください。
また、旨味調味料は塩の味を補って和らげるために加えますので、多すぎると後口がさっぱりせずに残ってしまいます。
■ 口当たりがやわらかくて旨味の濃い塩を使用する場合は塩だけで大丈夫です。
※ 粉山椒を入れすぎると舌がヒリヒリすることがありますので、子供さんが食べるときなどは分量をひかえてください。
「細かい山椒塩の作り方」
【1】塩と旨味調味料の粒子をすり鉢、またはフードプロセッサーで細かく砕いて口当たりが良くなるようにしてください。
■ 少量を合わせるときはすり鉢ですりつぶして、ある程度の分量をまとめて作る場合はフードプロセッサーを使うと手早くできます。
※ たくさんの分量をすり鉢ですりつぶすと、手間と時間がかかりますので大変です。
また、粒子をすりつぶさずに作ると塩のつきが悪くなり、見栄え良く仕上がりませんので料理に応じて調節してください。
【2】そして、塩に粉山椒を加えて、さらに細かく砕くと「きめ細かい山椒塩」の完成です。
■ 揚げ物に天だしではなく塩を添える場合は、器にスダチやレモンを一緒に盛りつけることが多く、そうすることで油っぽさが抑えられ、あと口がさっぱりとします。
揚げ物の献立につきましては≫「揚げ物の献立一覧」に掲載しております。
今回は山椒塩をご紹介いたしましたが、抹茶、梅肉、ゆかり粉、カレー粉、ココアパウダー、木の芽などでも同じ方法で作れますので参考にしてください。
■ 塩と旨味調味料の2つを合わせたものを「素塩」という場合があり、素は旨味調味料の商品名に由来しています。
【参考レシピ】揚げ物に添える
他の割合につきましては≫「和食の調味料割合と配合」に掲載しておりますのでお役立ていただければ幸いです。
次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。