大山強飯(だいせんこわめし)の意味【鳥取県の郷土料理】

 
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大山強飯(だいせんこわめし)とは

鳥取県の大山山麓(さんろく)地方の郷土料理で、もち米に山の幸を入れた強飯のことです。

シイタケ、ゴボウ、ギンナン、ニンジン、ワラビ、コンニャク、タケノコ、クリ、鶏肉などを煮て、もち米と一緒に蒸して作ります。

■ もとは大山の修行僧の携行食(けいこうしょく)であったといわれ、古くは精進物のみで作られましたが、のちに野鳥などの肉類も入れるようになりました。

携行食とは、人が持ち運べてそのまま、または簡単な調理で食べられる食料のことをいいます。

強飯(こわめし)とは

うるち米や、もち米を蒸した飯のことで、強飯(こわいい)、お強ともいいます。

昔の飯といえば強飯のことをさし、現在のご飯のように水でやわらかく炊いたものは姫飯(ひめいい)または糄(ひめ)と呼んでいました。

その後、姫飯のほうが普及して日常的に食べられるようになってからの強飯は、主にもち米を用いて祝祭日などに作られることが多くなりました。(アズキやササゲを入れた赤飯が主に作られた)

■ このことから、今日では一般に強飯といえば赤飯をさす場合があります。

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郷土料理は各地方で独自に発展しているため、地域によって材料や作り方などが多少異なる場合があります。

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