【料理の意味】
今回は料理の本来の意味と、現在使われている主な言葉をご紹介したいと思いますので、和食調理の参考にされてはいかがでしょうか。
和食の料理用語集
料理の本来の意味とは
【語意】(言葉の意味)
料理には「はかりおさめる」という意味があり、本来は計測することを表しています。
そのため、中国の古書には「薬品の分量をはかる」という意味で、この言葉が使われています。
現在の言葉の意味
現在は食品にさまざまな調理操作を加えて食べられる形に仕上げた物や、一連の作業工程などを表しています。
また、料理は「調理」とほぼ同義語として多用しますが、操作方法のみをさす調理よりも広い意味があります。
■「調理」とは作る動作のことです。
料理という言葉の使用例
【様式を示す場合】
日本料理、西洋料理、中国料理など
【献立の形式を示す場合】
本膳料理(ほんぜんりょうり)
会席料理(かいせきりょうり)
懐石料理(かいせきりょうり)
卓袱料理(しっぽくりょうり)
普茶料理(ふちゃりょうり)など
■ 上記の例では調理とはいわずに料理と表し、作る動作をさす場合は日本調理ではなく、和食調理となります。
≫調理の意味とは
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