二身椎茸(ふたみしいたけ)の作り方
今回は煮物や揚げ物に役立つ椎茸の細工【二身椎茸】をご紹介したいと思いますので、和食調理にお役立てください。
この記事の内容を
和食の手法、椎茸細工
二身椎茸の作り方とコツ
【1】最初に、椎茸の軸を切り落としてください。
【2】次に、薄力粉をハケで薄くまぶしてください。
■ この薄力粉がすり身をつけたときにノリの役目をしてくれます。
【3】そして、魚のすり身をのせてください。
■ 初めにのせ過ぎると、広げづらくなりますので、足りないときは追加してください。
※ すり身は昆布だし、酒、塩、薄口醤油で味をととのえております。
【4】このあと、バターナイフやへらで薄くのばしてください。
すり身をつけるときのコツ
すり身をつけるときは、椎茸のかさの外側「みぞの部分」に、空どうができないよう、のばしてください。
■ 外側に向けて放射状にのばすと、簡単に入ります。
【5】そして、すり身を全体に広げると「二身椎茸」の完成です。
このあと、煮たり、揚げたりしてください。
■ ある程度の数を作るときは、すり身を上に向けて一度蒸しておくと、あとの調理が手早くできます。
※ すり身を下に向けると、蒸しあがりの形が平らになります。
また、穴あきバットにのせて蒸すと、穴の形が残りますので気をつけてください。
「二身椎茸の盛りつけ例」
■ 写真は八方だしでサッと火を通し、半日ていど味をなじませたものです。
※ 強火で加熱すると、すり身がふくれて椎茸からはがれますので注意してください。
今回の二身椎茸は海老のすり身や鶏ミンチなどでも作れます。
また、煮汁割合につきましては≫「二身椎茸を煮るときの調味料割合」に掲載しておりますので参考にされてはいかがでしょうか。
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【参考】
次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。