「なすに早く火を通すコツ」
今回は丸なす、かもなす、米なす等を半分に切ったあと、下揚げしてから田楽を作るときなどに早く火を通す「かくし包丁」をご紹介したいと思いますので調理にお役立てください。
野菜の切り方、かくし包丁
なすに早く火を通す方法
【1】最初に、なすを半分に切り分けてください。
そして、端の部分を水平に切り落としてください。
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【2】次に、なすの大きい面から菜箸で数か所の穴を開けてください。
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【3】そして、なすを裏返し、反対側からも箸を差し込んでください。
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【4】このあと、なすを食べやすくするための切り込みを、皮目に浅く入れてください。
■この切り込みを時計の針の3時、6時、9時、12時の場所に入れておくと、食べるときに箸で割りやすくなります。
そして最後に、盛りつけたときの裏面(小さい方の面)に浅く十文字の切り込みを入れると、下揚げしたときに火の通りが早くなり、なすがこげずに揚がります。
※ 十文字の切り込みを深く入れすぎると、揚げたときに割れることがありますので注意してください。
今回の手順は田楽を作るときに活用できますので参考にされてはいかがでしょうか。
【かもなすの調理例、二色田楽】
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≫田楽(でんがく)の語源、意味、由来
注:包丁には十分注意して手をけがしないように仕上げてください。
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⇒野菜の飾り切りとコツ一覧
次回は違う飾り切りでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。