【野菜の甘酢漬け】
今回は「甘酢漬け」の方法と割合を3つご紹介したいと思いますので、和食調理の参考にされてはいかがでしょうか。
甘酢漬けを作る方法と割合
甘酢は、みょうが、レッドキャベツ、レッドオニオンに含まれる「アントシアン系色素」の赤色を出したり、なます、和え物、あんかけなどにも使えます。
合わせ酢の割合3つ
甘酢の割合(配ごう)①
「同量で作る簡単な割合」
水 | 1 |
酢 | 1 |
砂糖 | 1 |
■ 同じ容積(お玉や容器など)ではかります。
※ 重さ(グラム数)ではありませんので注意してください。
「酸味と甘みをおさえた割合」
水 | 3 |
酢 | 2 |
砂糖 | 1 |
甘酢の割合(配ごう)②
水 | 6合 |
酢 | 3合 |
砂糖 | 250g |
塩 | 25g |
甘酢の割合(配ごう)③
水 | 1升 |
酢 | 5合 |
薄口醤油 | 0.5合 |
砂糖 | 400g |
塩 | 20g |
だし昆布 | 5㎝角1枚 |
たかの爪 | 1本 |
甘酢の作り方とポイント
材料を合わせて火にかけ、砂糖を煮溶かして冷やすと完成です。
※ ぐつぐつと沸騰させると、酸味が飛びますので注意してください。
甘酢漬けの作り方
【1】鍋に湯を沸かして、材料を切り分けてください。
【2】次に、材料を湯に通してザルにあげ、振り塩をしてから粗熱を取ってください。
■ 塩は食材に行きわたる程度で大丈夫です。
【3】このあと、冷やした甘酢に約3時間漬けて味を材料になじませると完成です。
■ 急いで仕上げる場合でも30分間以上は酢に漬けてください。
また、寿司に添えるしょうが(がり)は、新しょうがをうすく切って湯に通したあと、水にさらして余分な辛みを抜いてから甘酢に浸してください。
【使用例】
野菜の甘酢漬けの注意点
みょうが、レッドキャベツ、葉しょうがなどは、長期間つけておくと赤色が酢に溶け出しますので、できるだけ早めに使ってください。
そして、レッドキャベツやレッドオニオンは空気にふれると黒くなる場合がありますので、湯に通したあと、つめたく冷やした甘酢にそのまま素早くつけてください。
【関連】
≫野菜の飾り切り一覧を見る
≫酢の物用あわせ酢一覧を見る
今回は甘酢をご紹介いたしました。
他の割合につきましては≫「料理別の調味料割合一覧」に掲載しておりますので参考にされてはいかがでしょうか。