蘞味、刳味(えぐみ)
和食の料理用語集
蘞味、刳味(えぐみ)とは
野菜類に含まれるアクの代表的なもので、苦味と渋味を混合したような好ましくない味のことです。
別名⇒「えご味」
■ 読みづらいため、漢字表記されることは少ないです。
この味は口の中を刺激しますので、調理する上で取り除くことが望ましいです。
不快な味の主体はホモゲンチジン酸で、これにシュウ酸カルシウムが共存してえぐ味を強めます。
たけのこ、里芋、わらびなどは、えぐ味が強い野菜類ですが、これを除くには一般に米ぬか、重曹(じゅうそう)、灰あく汁を用いてアク抜きをします。
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【参考】
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