秋の味覚【柿】皮のむき方と盛りつけ
今回は柿の皮をきれいにむく方法と見栄えよく盛りつけるコツをご紹介したいと思います。
また、白和えやなますを作るときの切り方も記事下部に掲載しておりますのでお役立てください。
柿のきれいな皮のむき方と見栄えよく盛りつけるコツ
柿の皮をむく方法「基本のむき方」
【1】最初に柿のへたを切り落としてください。
※ 切ったへたは盛りつけのときに使いますので捨てないでください。
【2】次に柿の皮をぐるっと1周むいてください。
■ 柿は四角に近い形をしていますので、包丁をその辺にあわせると皮がむきやすいです。
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【3】このあと、柿を90℃回して側面の皮をむいてください。
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【4】そして、最後に残った三角形の皮を切り取ると「むきあがり」です。
「柿皮のむきあがり」
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柿のへたを取って飾り包丁を入れてから切り分ける手順
【1】柿の皮をむいたあと、半分に切って残っているへたを三角形に切り取ってください。
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【2】そして、柿に対して浅く斜めに切り込みを入れて飾り包丁をしてください。
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「飾り包丁の例」
【3】このあと、柿を3等分すると「切りあがり」です
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柿の盛りつけ例
先ほど残しておいた柿のへたと、料理のかいしき葉をそえて盛りつけると写真のようになります。
和え物にするときの切り方
和え物などを作るときは半分に切ってへたを取ったあと約2~3mmの幅で「拍子木切り」にしてください。
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■ 細く切りすぎると衣と和えるときに柿がボロボロになりますので、ある程度の太さに切り、やわらかい場合は「さいの目切り」にするとくずれにくくなります。
※ 柿を切ってから食べるまでにしばらく時間がある場合は、薄い塩水に浸けて変色を防いでください。
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【参考】
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今回は柿の皮むきと盛りつけをご紹介いたしました。
単に材料を切るだけではなく、盛りつけや切り方を少し工夫すると見た目にも楽しめますので、秋会席などの参考にされてはいかがでしょうか。