鶴子小芋の詳しい切り方と切り込むポイント
今回は里芋で「鶴子小芋」をむく手順を写真と一緒に細かくご紹介したいと思いますのでお役立てください。
野菜の飾り切り方法【里芋の六方むきの応用編】
鶴子小芋のむき方手順とコツ
【1】最初に、水洗いした小芋を六方小芋と同じ方法で丸みをつけながら片方をとがらせた六角すい状にむいてください。
■ とがらせたほうが鶴の尾になる部分です。
■ 六方小芋の詳しいむき方とポイントにつきましては≫「六方小芋のむき方」に掲載しております。
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■ 六方むきは包丁を途中で止めないよう、下まで一気につるっとむいてください。
※ 途中で包丁を止めると芋に段ができ、煮たあとも筋がついたような形が残ります。
鶴の顔をむく工程
【2】次に、六角形の2つの角を結んだ線に約1㎜の切り込みを入れてください。
■ 小芋を時計に例えた場合、切り込みを入れるのは針が2時と6時を結ぶ線上と、6時と10時を結んだ線です。
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【3】このあと、切り込みを入れた筋に向かって側面から芋を薄くへぎ取り、鶴の頭から口ばしになる顔の部分を表現してください。
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鶴の両翼を切り込む工程
【4】頭側の左右の角にV字の切り込みを浅く入れ、両翼と胴体の分かれ目を表してください。
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■ 反対側の角にも同じ要りょうで、左右に切り込みを入れてください。
鶴の尾羽根を切り込む工程
【5】最後に、口ばし側の角の中心部にも同じ方法でV字の切り込みを入れ、鶴の尾と胴体の境目を表すと完成です。
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■ 芋の皮をむいたあと、すぐに下ゆでする場合は米のとぎ汁を入れた鍋に浸けていくとそのままゆでられ、少量の酢を加えた水の中に入れると芋の変色が防げます。
六方むきの注意点
芋を正六角形にしようとして形を気にし過ぎると、芋がどんどん小さくなって食べる部分がなくなりますので注意してください。
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【六方小芋の応用編】
今回は鶴子小芋の切り方をご紹介いたしました。
他の切り方につきましては≫「野菜の飾り切り100選、切り方手順とコツ一覧」に掲載しておりますのでお役立ていただければ幸いです。
次回は違う飾り切りでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。