炊飯器の目盛りを使わずに米を炊く時の水分量を簡単にはかる方法

 
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今回は米を炊くときの水分量の基本をご紹介したいと思いますので、土鍋ご飯や飯盒炊爨(はんごうすいさん)時にお役立てください。

料理の雑学、豆知識

炊飯器の目盛りを使わずに米を炊く時の水分量をはかる簡単な方法

米を炊くときの水分の基本量は乾燥した米の1.2倍です。この分量を目盛りを使わずにはかる方法です。

【用意する道具】

米をすりきりで1杯ずつはかったときの容器

■  計量カップを使用していない場合(コップやお茶碗、ボールなど)でも水分量は計測できます。

【行う調理作業】

洗米したあとに夏場では約30分間、冬場ならば約1時間を目安にして米を水に浸し、白くなるまで吸水させてください。

そうすると、米は十分に水を吸収して1.2倍量にふくらみますので、はかったときの容器を使って米と同分量の水分を釜に入れると炊けます。(重さではなく容積比)

■ また、目盛りのついたカップで水分量の数値をはかる場合は以下の通りです。

【水分量の例】

吸水した3合の米を炊く場合

【1合 = 180】

米3合 ⇒ 180 × 3 = 540㏄

昆布だしで米を炊く工程

炊飯器の目盛りの位置は、この分量に合わせてありますので、土鍋で炊く場合も同じ量を目安にしてください。

※ 吸水が足りないと釜に入れる水加減は変わりますが、乾燥した米の1.2倍量の水を加えると炊けます。

そして、米の炊飯時の吸水作業には、芯が残る失敗を減らすというメリットと、ふっくらと仕上げる効果が期待できますので料理作りの参考にされてはいかがでしょうか。

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今回は炊飯の水分量の基本をご紹介いたしました。

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次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。