【鯛(たい)昆布じめの芽ねぎ巻き】
今回は、刺身や酢の物につかえる鯛料理をご紹介したいと思いますので、向付の献立作成や和食調理の参考にされてはいかがでしょうか。
鯛昆布じめの芽ねぎ巻き
手順とひも醤油の作り方
【1】最初に、刺身用に薄く切った鯛の身を昆布で挟んで「昆布じめ」を作ってください。
昆布じめの方法につきましては≫「白身魚の昆布じめの作り方【基本手順と昆布の利用方法】」に掲載しております。
ひも醤油を作る工程
【2】次に、刺身醤油とだしを【1:2】の割合であわせて、多いめのゼラチンを煮溶かしてください。
■ ゼラチン液のかたさは、切り分けるときに作業がしやすい分量に調節してください。
また、寒天では口の中で溶けずに残ってしまい、弾力性が弱くてちぎれやすいですから、ゼラチンを使ってください。
【3】このあと、ゼラチン液を2~3㎜の厚さで冷やし固めて、細長く切ってください。
仕上げの工程
【4】そして、鯛の昆布じめで芽ねぎを巻いて、ひも状に切った醤油ゼリーを添えると完成です。
【茶懐石料理の使用例】
■ 酢の物に使用する場合は、ポン酢や加減酢を固めてください。
【関連】
≫鯛に関連した料理内容一覧
今回は鯛の芽ねぎ巻きをご紹介いたしました。
他の料理内容につきましては≫「さしみの手法関連一覧」に掲載しておりますので参考にされてはいかがでしょうか。