乾物のもどし方【身欠きにしんの下処理方法】
今回は身欠きにしんのもどし方をご紹介したいと思いますので、料理作りの参考にされてはいかがでしょうか。
身欠きにしんのもどし方
米のとぎ汁につける工程
【1】最初に、本干しの身欠きにしんを米のとぎ汁にひたしてください。
【2】次に、汁を毎日新しいものに交換しながら3~4日かけて柔らかくもどしてください。
骨を取り除く工程
【3】にしんを十分にもどしたあと、腹骨を包丁ですき取り、血合い骨を丁寧に抜いてください。
■ にしんの骨は鯛や鯖と同じく、背と腹の間に細かい骨が入っています。
また、その横(背側)にも鮭と似た位置に骨がついていますので、こちらも抜き取ってください。
番茶でゆでて臭みを取る工程
【4】骨を抜いた「にしん」を煮たてた番茶に入れ、弱火で約30分間ゆでたあと、水にさらしてウロコを取りのぞいてください。
■ にしんの臭みが強い場合は数時間、水にさらしてください。
そうすると、臭みと脂が抜けて下処理が完了しますので、昆布巻きや蒸し煮、にしんなす等に利用してください。
身欠きにしんの名の語源、由来
■ 現在では腹の身をつけたまま干した「本干し(本乾・八分乾など)」と、半乾燥させて冷凍流通が主流の「生干し(五分乾・ソフトにしん)」があります。
【関連】
【参考】
今回は身欠きにしんのもどし方をご紹介いたしました。
他の下処理につきましては≫「食材の処理や下ごしらえなどに関連した料理内容まとめ」にも掲載しておりますのでお役立ていただければ幸いです。
次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。