【食材の下処理とコツ】
今回は、たらの白子(雲子)の下ごしらえをご紹介したいと思いますので、冬の献立や和食調理の参考にされてはいかがでしょうか。
魚介類の下ごしらえ
たら白子の下処理方法とコツ
【1】最初に、たらの内臓を傷つけないよう、包丁で腹を開けてください。
腹に包丁を入れるときは刃先を尻びれ横の肛門に刺し込み、刃を外にむけて頭側に切り進むと、内臓を傷つけずに開けられます。
■ この包丁を「逆さ包丁」といいます。
【2】次に、包丁を持っていない手を内臓に添え、傷つけないよう「白子」と内臓を切りはなしてください。
【3】そして、白子を1時間ていど水にさらしてください。
【4】このあと、ひと口だいに切り分け、薄い塩水で洗うと下処理が完了です。
■ 使用するまでに時間がある場合は、氷みずにつけてから冷蔵庫で保存してください。
白子を切り分けるときのコツ
白子はやわらかく、グニュグニュとして切りにくいですから、切り分けたい大きさを包丁を持っていない手で包むように持ち上げ、刃先で薄皮を切ってください。
そして、包丁では切りにくい場合は、はさみを使うと簡単です。
雲子とは
たらの白子の別名で、雲のような形をしていることから、この名があります。
【関連】
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【参考】
他のレシピ等につきましては≫「本サイトの料理内容一覧」に掲載しておりますので参考にされてはいかがでしょうか。