和食の揚げ物用
梅肉塩の作り方と割合
今回は揚げ物のつけ塩として添えてある梅肉塩の作り方をご紹介したいと思いますので、料理作りの参考にしてください。
天ぷらのつけ塩
梅肉塩の作り方と簡単な割合
「梅肉塩の比率」
塩 | 10 |
梅肉 | 1 |
旨味調味料 | 1 |
それぞれの分量(10:1:1)は大さじ、または小さじなどで量ってください。
※ 重さ(g数)の比率ではありませんので注意してください。
また、旨味調味料は塩の味を補って和らげるために加えますので、分量を多くし過ぎると、あと口がさっぱりとせずに残ってしまいます。
■ 口当たりがやわらかくて旨味の濃い塩を使用する場合は塩だけで大丈夫です。
そして、 風味を強くしたい場合は梅肉の分量を増やしてください。
梅肉塩の作り方
【1】分量の調味料3種類を混ぜ合わせて鍋に入れ、弱火で焦がさないように水分を十分飛ばしてください。
■ 直火では焦げてしまうという場合は湯煎にかけて水分を飛ばしてください。
※ 湯煎の場合、焦げる心配はありませんが、時間が少しかかります。
【2】そして【1】で水分を飛ばした3種類の調味料をすり鉢、またはフードプロセッサーで砕いて、口当たりが良くなるように細かくすると「梅肉塩」の完成です。
■ 少量のときはすり鉢ですりつぶして、ある程度の分量をまとめて作る場合はフードプロセッサーを使うと手早くできます。
※ たくさんの分量をすり鉢ですりつぶすと、手間と時間がかかりますので、かなり大変です。
また、粒子をすりつぶさずに作ると、塩のつきが悪くなって見栄えもあまり良くありません。
■ 揚げ物に天だしではなく塩を添える場合は、器にスダチやレモンを一緒に盛りつけることが多く、そうすることで油っぽさが抑えられ、あと口がさっぱりとします。
【関連】
揚げ物の献立につきましては≫「揚げ物献立一覧」に掲載しております。
今回は揚げ物用のつけ塩を作る方法と簡単な割合をご紹介いたしましたが、梅肉の他にも抹茶、ゆかり粉、ココアパウダー、カレー粉、山椒(木の芽)などで作れますので参考にしてください。
■ 塩と旨味調味料の2つを合わせたものを「素塩」という場合があり、素は旨味調味料の商品名に由来しています。
【参考】
他の割合につきましては≫「和食の調味料割合と配ごう一覧」に掲載しておりますのでお役立てください。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。