夏の献立【鱧(はも)料理】
今回は、鱧の子を濃いめの吸い物だしにみりんを加えた出汁(だし)で煮たあと、ゼラチンで固めるレシピをご紹介したいと思いますので、先付けの献立や前菜の盛り合わせ、夏の料理などの参考にされてはいかがでしょうか。
鱧の子の煮こごり【ゼリー寄せの作り方手順】
鱧の子の下処理工程
【1】最初に、湯を沸かして酒少量を加えてください。
【2】次に、臭みを取るためのしょうがの皮と白ねぎの青い部分を湯に入れて、鱧の真子(卵巣)をゆでてください。
【3】そして、ボールにザルを重ねて水を入れ、その中にゆでた鱧の子を落としてください。
【4】このあと、子を水の中でもみほぐしながら、ザルの網を通してボール側に落とすと、うす皮だけが簡単に取り除けます。
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鱧の子を煮てゼラチンを加える工程
【5】濃いめの吸い物だしにみりんを少量加えて味をととのえ、ゆでた鱧の子と針しょうがを入れてください。
■ 吸い物だしの分量は、鱧の子の2~3倍程度です。
【6】アクを取り除いたあと、弱火で約10分間煮て、水でもどしたゼラチンを加えてください。
■ ゼラチンの分量は、各商品の表示g数に従ってください。
冷やし固める工程
【7】ゼラチンを完全に煮溶かしたものを小鉢、または流し缶に移して、粗熱を取り除いたあと、冷蔵庫で冷やし固めると完成です。
【盛りつけ例】
【八寸や前菜盛りの使用例】
鱧の前菜三種盛り
鱧寿司、ゼリー寄せ、湯引きの梅肉和え
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【関連】
≫鱧を使用した料理一覧【夏からの献立まとめ】
【参考】
今回は鱧の子のゼリー寄せをご紹介いたしました。
他のレシピにつきましては≫「本サイトの料理内容一覧」に掲載しておりますのでお役立ていただければ幸いです。
次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。