和食の蒸し料理【茶碗蒸し】
今回は茶碗蒸しを作るときに失敗しないよう中まで火を通すコツやポイントをご紹介したいと思いますので、蒸し物調理の参考にされてはいかがでしょうか。
茶碗蒸しを安定的に蒸しあげるコツ
蒸し初めの火加減と加熱時間
【1】具材と卵液を入れた茶碗を蒸し器に移したあと、最初は強火で1分半~2分程度加熱してください。
そうすると、玉子液が固まりだして表面に薄く膜が張った状態になります。
最初に強火で蒸す理由
卵液が常温の場合と冷蔵庫に入っていたとき、または夏場と冬場の温度変化によって加熱時間が異なります。
したがいまして、最初の段階で茶碗の卵液の温度を調節する為です。
■ 蒸し初めの工程で表面に膜が張った状態まで蓋を開けて目で確認しておくと、そのあとの火加減と加熱時間が一定に保てて蒸し過ぎる失敗が減り、安定して蒸せるようになります。
火加減を弱めて火を通す調理工程
【2】卵液の表面を確認して蒸し器の蓋を再度閉めたあとは中火、または中火の弱火程度の火加減で7~8分間蒸してください。
そして、細い串を刺したときに中から玉子液が出てこなければ蒸し上がりです。
茶碗蒸しは難しい料理と思われがちですが、コンロや蒸し器の状態、火加減などに慣れてくると、途中で確認しなくてもある程度の時間目安が作れます。
そして、最後の火の通り具合を確かめるまでの作業が安定して行えるようになりますので、諦めずに取り組んでいただきたいと思います。
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【参考】
≫蒸し物レシピ関連
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今回は茶碗蒸しを蒸すときのコツをご紹介いたしました。
他のレシピにつきましては≫「本サイトの料理内容一覧」に掲載しておりますので、お役立ていただければ幸いです。
次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。