巻繊(けんちん)の詳細
和食の料理用語集
巻繊(けんちん)とは
一般に豆腐や玉子の「けんちん地」を用いた料理全般のことをいいます。
(例)
けんちん煮、けんちん焼き、けんちん蒸し、けんちん揚げ、けんちん汁などがあります。
巻繊地(けんちんじ)とは
細く切った野菜を油で炒め、その中にくずした豆腐を入れて更に加熱したもので、玉子を主にした場合は「玉子けんちん地」といい、油を使うところが特徴です。
※ 豆腐を使わずに玉子だけで作る生地の場合は炒めないことも多いです。
巻繊の名の語源、意味、由来
「巻」は巻いたもの、「繊」には小さく切るという意味があります。
けんちんは中国から伝えられた卓袱料理(しっぽくりょうり)のひとつで巻煎とも書き、別名を「けんちぇん」または「けんせん」といいます。
元来は、もやしを油で炒めて湯葉で巻いたものや崩した豆腐と細切り野菜を湯葉や金紙玉子で巻いてから油で揚げた料理であったとされます。
≫たまご料理の関連記事一覧
【関連】
≫日本料理の献立一覧を見る
【料理用語関連】
【あ段~わ段】
【和食の調味料割合】
≫料理別の調味料割合を見る
≫野菜の飾り切り100選を見る
今回は巻繊(けんちん)の意味をご紹介いたしました。
他の料理内容につきましては≫「日本料理、会席、懐石案内所 【サイト内容一覧】」に掲載しておりますのでお役立てください。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。