【秋の飾り切り】
今回は、かぶを丸くむいてから菊型に切る「菊花かぶ」をご紹介したいと思いますので、秋の炊き合わせや和食調理にお役立てください。
菊花かぶの詳しい切り方
かぶの皮をむく工程
【1】最初に、かぶの葉を切り落とし、根のついていた方を丸く1周むいて、先をとがらせてください。
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【2】次に、葉のついていた方の角を【1】と同じ角度で丸くむいてください。
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【3】このあと、中心の皮を桂むきして、コマを逆さにしたような形にととのえてください、
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【4】そして、上下の角を同じように1周むいて、4つの角を作ってください。
かぶに切り込みを入れる工程
【5】皮をむいたあと、角に対して直角の切り込みを等間隔で1周入れてください。
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【切り込みを1周入れたかぶ】
【6】そして、ひとつ下の角にも1周切り込みを入れてください。
■ この切り込みは【5】で切り込んだ間に入れてください。
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【切り込みを1周入れたかぶ】
【上から見たかぶ】
【7】このあと、下まで同じように切り込みますが、最初に入れた筋と同じラインに包丁目を入れますので、上の切り目とくっつかないよう少し間をあけてください。
【切り込みを1周入れたかぶ】
【8】最後に、一番下の角に切り込みを入れると完成です。
【上から見た菊花かぶ】
そして、炊き合わせや蒸し物で、ひき肉や海老のすり身を入れるときは、下をくり抜いてから打ち粉をし、その中に詰めて火を通してください。
菊花蕪【炊き合わせ、盛りつけ例】
⇒「菊花かぶを煮る手順」へ
【関連】⇒「かぶ釜の飾り切り手順」
■ 前菜や焼き物のあしらいによく使う、もうひとつの菊花かぶにつきましては≫「菊花かぶの切り方手順と切り込みのコツ」に掲載しておりますので参考にしてください。
注:包丁には十分注意して手をけがしないように仕上げてください。
≫野菜の飾り切りとコツ一覧へ
⇒「簡単な飾り切り手順一覧」へ
【参考】秋の献立につきましては≫「献立四季報、秋の献立一覧」に掲載しておりますので秋料理にお役立てください。
■⇒「煮物の語源、由来、料理用語一覧」
次回は違う飾り切りでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。