【焼き魚の温め直し】
今回は焼き魚を温め直すときの方法を3つと香ばしく仕上げるポイントをご紹介したいと思います。
和食の献立でも焼き物は重要な料理のひとつで、茶懐石料理の一汁三菜にも組み込まれていますので、おいしい焼き魚を作る参考にされてはいかがでしょうか。
【茶懐石料理関連】
焼き魚を温め直す方法3つとポイント
電子レンジで温め直すときのコツ
■ ラップをかぶせて加熱しない。
焼き魚を電子レンジで再加熱するときにラップをかぶせると、魚が持っている脂や水分が中にこもってべたついた食感になりますので、ラップはせずに温めてください。
そうすると、表面から水分が蒸発して食感が良くなります。
魚焼きグリルで温め直すコツ
■ 一度蒸す、または短時間の電子レンジ加熱で魚を温めてから表面の水分を飛ばす。
グリルで温め直す方法は水分が飛んで香ばしくなりますが、魚にはいったん火が通っているため、冷たい状態から強火で焼くと、温まるころには表面がこげて苦くなります。
しかし、弱火で温めると身がパサパサして食感が悪くなります。
ですから、再加熱するときは魚を蒸し器や電子レンジで少し温めてから、仕上げに表面をグリルで焼いてください。
そうすると、強火でも短時間で温め直しができ、口当たりや風味が良くなります。
コンベクションで温め直す場合
コンベクションスチーマーが使える場合は、リターンモードや蒸し焼き加熱で温め直すと、庫内を循環するファンの風が魚にあたって、水分がほどよく飛びますので口当たり良く仕上がります。
【温め直した魚の利用方法】
■ 温めた魚の干物や味そ漬けの骨を取りのぞいて身をほぐすと、酢の物が簡単につくれますので参考されてはいかがでしょうか。
【関連】
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【串の打ち方と名称】
【焼き物のたれ】
【茶懐石料理の関連】
懐石と会席2つの「かいせき」の違い
【参考】
今回は焼き魚の温め直しをご紹介いたしました。
他の焼き物調理につきましては≫「焼き物レシピと作り方関連の一覧」に掲載しておりますのでお役立てください。
次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していいただき、ありがとうございました。