【葛(くず)の寄せ物】
胡麻豆腐(ごまどうふ)
今回の方法は、練り上がりに煎り胡麻を加えて「ぷちぷちとした食感」を楽しむ手順です。
胡麻豆腐の基本的な作り方と煎り胡麻の食感を加える方法
材料の割合と目安分量
昆布だし | 1250㏄ (7) |
葛粉 | 125g (1) |
練り胡麻 | 180g (1) |
酒 | 小さじ1杯 |
塩 | 小さじ1/2杯 |
うす口醤油 | 小さじ1/4杯 |
煎り胡麻 | 30g |
()内の数字は杯数です。【7:1:1】
■ 上記の割合は、一般に飲食店で使用する木の柄のお玉じゃくしで量った場合ですので、ご家庭で作られるときは、小さいお玉じゃくしを使う、または数値を半分にしてください。
材料を合わせる工程
【1】分量の昆布だし、葛粉、練り胡麻を混ぜ合わせ、ざるに通して生地を滑らかにしてください。
胡麻豆腐を練る工程
【2】生地を入れた鍋を強火にかけ、木じゃくしで鍋底をこするように混ぜながら、葛粉が固まり始めたところで中火に落としてください。
【3】葛粉全体が固まってきたところで更に火を弱め、葛粉の玉が残らないよう、しっかりと練り混ぜてください。
そして、鍋のへりについた生地を、水でぬらしたゴムベラで取りながら15~20分間、練ってください。
■ 練る時間は火加減、水分の蒸発状態、鍋の大きさ、使用するコンロの種類などで少し変化します。
調味料と煎り胡麻を加える工程
【4】生地につやがでて全体が滑らかになったところで、酒、塩、うす口醤油を加えて、更に1~2分間練り、仕上げに「煎り胡麻」を入れてください。
※ 調味料を初めに加えると固まり方が悪くなる場合がありますので、練り上がる手前で入れるほうが無難です。
練り上がりの目安
木じゃくしですくった生地が、1~1.5秒でとろっと落ちる程度が目安です。
流し缶でひやし固める工程
【5】生地を流し缶に移し入れたあと、表面が乾かないようにするためのラップフィルムをかぶせて、粗熱をとってから冷蔵庫でひやし固めてください。
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【先付けの使用例】
【吸い物の使用例】
ちょっとしたコツとポイント
ラップフィルムをかぶせるときに胡麻豆腐との間に気泡ができると思います。
その場合は、金串で刺して中の空気を抜くと平らな状態で固めることができます。
■ 今回の手順では白胡麻を加えておりますが、黒胡麻を使用すると色に変化を持たせることができますので参考にされてはいかがでしょうか。
【参考】
今回は胡麻豆腐の作り方をご紹介いたしました。
他のレシピにつきましては≫「本サイトの料理内容一覧」に掲載しておりますのでお役立ていただければ幸いです。
次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。