鰤(ぶり)の難波煮
今回は焼いたぶりのかまとねぎを使った難波煮(なんばに)の作り方をご紹介したいと思いますので、煮物作りの参考にされてはいかがでしょうか。
ぶりの難波煮の作り方
ぶりかまの下処理
【1】最初に、ぶりのかまのうろこを包丁ではがすようにして取りのぞき(すき引き)、うす塩をあてて約30分間おいたあとに焼き色をつけてください。
■ かまの切り方につきましては≫「ぶりのかまを煮物に使う時の下処理と大きさを揃える切り方」に掲載しております。
煮汁の割合
【2】次に、難波煮の合わせだし(煮汁)を作ってください。
だし | 600㏄(12) |
みりん | 50㏄ (1) |
うす口醤油 | 50㏄ (1) |
白ねぎの青くてかたい部分 | 適量 |
※()内の数字は比率です。
■ 煮汁は、鍋にだしをお玉じゃくしで12杯入れて、みりんとうす口醤油を1杯ずつ加えると手早く作れます。
そして、甘味は「ねぎ」から出ますが、さらに甘くする場合は砂糖を少量加えてください。
煮る工程
【3】煮汁をひと煮立ちさせて、ぶりと白ねぎの青くてかたい部分を入れ、アクを取りながら中火で7~8分間煮てください。
【4】そして、香り、甘味、旨味を煮汁に出した白ねぎの青い部分は、この段階で取り出してください。
仕上げの工程
【5】このあと、5㎝に切った青ねぎを加えて、さっと火を通してください。
【6】最後に、ぶりとねぎを盛りつけて細く切ったゆずの皮を添えると完成です。
【関連】
今回は、焼きぶりとねぎの煮物(難波煮)をご紹介いたしました。
他のぶり料理につきましては≫「ぶりに関連した料理内容一覧」に掲載しておりますので参考にされてはいかがでしょうか。