春の飾り切りを楽しむ【盛りつけ編】
今回は桜や蝶々などを使った春の盛りつけをご紹介したいと思いますので、和食調理や子供さん達と一緒に料理をするときなどの参考にしてください。
野菜の飾り切り
春の盛りつけ例
■ 今回は春の青空を連想させる青磁という名の器を使用しております。
【盛り付け手順】
【1】最初に「細ごぼう」を赤味噌でつけたものをたて半分に切って、器上部に重ねてください。
■ このごぼうが桜の枝です。
【2】次に「長芋」の白い桜をのせてください。
【3】そして、桜色につけた「長芋」を添えてください。
【4】このあと「きゅうり」で作った葉を枝にそわせてください。
【5】次に「菜の花」の色だし煮を盛りつけてください。
【6】そして、地面から出てくる「たけのこ」を菜の花の横にのせてください。
【7】このあと、花の香りに誘われて飛んでくる蝶々を、桜の下に盛りつけてください。
≫蝶々の作り方
胴体は長芋を桜型で抜いたときの外側を蒸して裏ごし、卵黄で色づけして、塩で味をととのえてから湯せんで水分を飛ばしました。
そして、一寸豆の塩ゆでで羽根を作り、そうめんを素揚げしたもので触覚を表しております。
【8】最後に「ゆり根」を花びら型に切って、色と味をつけたものを散らすと完成です。
■ 仕上げの「ゆり根」でバランスを取ってください。
花びらゆり根の切り方につきましては≫「春の飾り切り、花びらゆり根の切り方手順」に掲載しております。
【子供さんに喜んでいただける飾り切り】
今回は春の盛りつけをご紹介いたしました。
盛りつけは絵を書くようなものですので、遊び心と感性をいかして頭に浮かぶ情景を、器という画用紙に表現されてはいかがでしょうか。
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他の飾り切りにつきましては≫「野菜の飾り切り【100選】切り方一覧」に掲載しておりますのでお役立てください。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。