焼き物の串打ち方法【あおい串】
今回は和食の串打ち手法から葵串(あおいぐし)をご紹介したいと思いますので、焼き物の献立や和食調理の参考にされてはいかがでしょうか。
焼き物料理用語集
葵串(あおいぐし)
両褄折り(りょうづまおり)の別名称です。
【名の由来】
串を打ったときの形状が「葵の家紋」に似ているところからつけられています。
■「この紋所が目に入らぬか」というセリフで有名な時代劇に登場する印籠(いんろう)の家紋が「三つ葉葵」です。
そして、あおい串は細長い魚に向く打ち方で、3枚におろした魚の皮目を下に向け、身の両側を折り曲げた状態で串をさします。
(例)
カマス、サヨリ、サンマなど
また、身の長さが短い場合は「片づま折り」という方法で串を打ちます。
【他の串打ち方法】
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【参考】
【料理用語関連】
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【あ段~わ段】
他の焼き物用語につきましては≫「焼き物の語源、意味、由来50音順一覧」に掲載しておりますので参考にされてはいかがでしょうか。