揚げ物用ココア塩の作り方と割合
今回は揚げ物のつけ塩として添えてあるココア塩の作り方をご紹介したいと思いますので、料理作りの参考にしてください。
揚げ物のつけ塩
ココア塩の作り方と簡単な割合
「ココア塩の比率」
塩 | 10 |
旨味調味料 | 1 |
ココアパウダー | 1 |
それぞれの分量(10:1:1)は大さじ、または小さじなどで量り、ココアパウダーは砂糖が入っていないものを使用してください。
※ 重さ(g数)の比率ではありませんので注意してください。
また、旨味調味料は塩の味を補って和らげるために加えますので、分量を多くし過ぎると、あと口がさっぱりとせずに残ってしまいます。
■ 口当たりがやわらかくて旨味の濃い塩を使用する場合は塩だけで大丈夫です。
そして、 風味を強くしたい場合はココアパウダーの分量を増やしてください。
ココア塩の作り方
【1】塩と旨味調味料の粒子をすり鉢、またはフードプロセッサーで細かく砕いて、口当たりが良くなるようにしてください。
■ 少量を合わせるときはすり鉢ですりつぶして、ある程度の分量をまとめて作る場合はフードプロセッサーを使うと手早くできます。
※ たくさんの分量をすり鉢ですりつぶすと、手間と時間がかかりますので、かなり大変です。
また、粒子をすりつぶさずに作ると、塩のつきが悪くなって見栄えもあまり良くありません。
【2】そして【1】で口当たりを良くした塩と旨味調味料にココアパウダーを加えて混ぜ合わせると「ココア塩」の完成です。
■ ココア塩は肉料理の揚げ物やパン粉揚げに相性が良いです。
そして、揚げ物に天だしではなく塩を添える場合は、器にスダチやレモンを一緒に盛りつけることが多く、そうすることで油っぽさが抑えられ、あと口がさっぱりとします。
【関連】
揚げ物の献立につきましては≫「揚げ物献立一覧」に掲載しております。
今回はココア塩をご紹介いたしましたが、ココアの他にも抹茶、梅肉、ゆかり粉、カレー粉、山椒(木の芽)などで作れますので参考にしてください。
■ 塩と旨味調味料の2つを合わせたものを「素塩」という場合があり、素は旨味調味料の商品名に由来しています。
【参考】
他の割合につきましては≫「和食の調味料割合と配合」に掲載しておりますのでお役立てください。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。