【和食の揚げ物調理】
挟み揚げの簡単なコツ
今回は海老を使った挟み揚げを作るときの「生揚げの失敗を防ぐ工程」をご紹介したいと思いますので、揚げ物の献立作成や和食調理の参考にされてはいかがでしょうか。
海老の挟み揚げの【生揚げ】を防ぐ方法
火の通りをよくするひと手間
【1】最初に、殻と背わたを取り除いた海老を包丁の刃で細かくたたいて、食感を残したすり身状のものを作ってください。
※ すり身状の商品を使う場合は、この工程を飛ばしてください。
【2】次に、海老の半分を鍋に入れた少量の酒で「酒煎り」して、生の身と合わせてください。
■ 海老は、ゆでて火を通しても大丈夫です。
そうすると、粘着性を持たせたまま海老の半分に火の通った具が作れますので、このあと他の材料で挟んで揚げ物や蒸し物の献立などに使用してください。
注:調理作業は火と刃物を使いますので、ヤケドやケガをしないよう十分注意して、料理を楽しんでいただきたいと思います。
【関連】
【参考】
今回は海老の身を挟む材料に筍(たけのこ)を使用しましたが、なす、れん根、かぼちゃ等でも同じように作れます。
また、海老のかわりに魚のすり身や鶏、豚のひき肉が使えますので参考にされてはいかがでしょうか。