【細巻き寿司の巻き方】
今回は細巻き寿司の方法と巻き方のコツをご紹介したいと思いますので、お寿司の盛り合わせや季節の行事、寿司パーティーなどにお役立てください。
この記事の内容を
細巻き寿司の詳しい巻き方
海苔(のり)を切るときの方向
【1】最初に、海苔の幅が長い方を半分に切ってください。
細巻きや手巻き寿司の場合は、海苔を乾かしたときにつく筋目と平行に切ってください。
■ 海苔の方向
海苔は幅の長い方が「たて」になります。
【2】次に、海苔のざらざらした面を上に向け、巻きすの手前に置いてください。
■ このとき、ざらざらした面を下にすると、巻いたあと、表面にきますので、つるつるして光たくがある方を巻きす側に向けてください。
すし飯を広げるポイント
すし飯の巻きやすい適量
すし飯80g~100gを手の中で卵型になるよう、だ円形にまとめてください。
■ すし飯をまとめるときは、あとで広げやすいよう力を入れずに転がしてください。
※ 具は30gまでにすると巻きやすいです。
そして、ご飯を海苔の向こう側にのせてください。
【3】このあと、ご飯がはみ出さないよう手を片側にそえ、力を入れずに平たくのばしてください。
■ このとき手は、海苔の少し内側にそえてください。
※ 力を入れると飯粒がつぶれますので、すし飯が固まっている部分は親指と人差し指で、はじくようにすると広げやすいです。
【4】そして、反対側も同じ要りょうで、のばしてください。
【5】このあと、すし飯を両手で、手前に引きのばしてください。
【6】そして、手前側も【3】と同じ要りょうで手をそえながら、ととのえてください。
【7】反対側も同様にととのえてください。
【8】そして、向こう側の海苔が約5㎜見えている状態で、ふちを高くしてください。
向こう側のふちを高くする理由
手前は、すし飯が広げにくいため、低くなりやすいですから、向こう側をふち高にしておくと、具が中心におさまって外に出るのを防いでくれます。
【9】このあと、すし飯の上にわさびをぬって、具や薬味などを中央にのせてください。
■ 小さい子供さんや辛いものが苦手な方がおられる場合は「わさび」をぬいてください。
【10】そして、手前の海苔と巻きすのふちを同じラインに合わせてください。
巻くときのコツ
【11】このあと、具を手で押さえながら、手前の海苔を向こう側の高くした部分を包むように巻き込んでください。
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そして、巻きすの上から手前に引くように軽くしめてください。
海苔を巻きすの端に合わせる理由
手前から巻いたとき、向こう側の合わせ目の位置が確認しづらくなります。
ですが、このときに海苔と巻きすを同じラインにしておくと、のりしろ部分を越えませんので、はじけずに巻けます。
【12】最後に、海苔の合わせ目が下にくるよう、少し向こう側に転がすと完成です。
「仕上げの形を四角形にする場合」
「トンネル型にするとき」
「細巻き寿司の断面」
■ 細巻き寿司は1本を6、または4つに切り分けてください。
「細巻き寿司3/6切れ」
■ 太巻き寿司は8つにすると切りやすく、食べやすいです。
【巻きすについて】
寿司をまくときは巻きすの竹皮側にのりを置いてください。
■ 竹の皮目は平たくなっている方です。
※ 巻きすを使い終わったあとは「カビ」が生えないよう、十分乾燥させてください。
【関連】
【寿司関連の調味料割合】
今回は細巻き寿司をご紹介いたしました。
細巻きは、なれるまで少し難しいですが、手順とコツが分かると巻けますので参考にされてはいかがでしょうか。
【参考】
他の調味料割合につきましては≫「和食の調味料割合と配合一覧」に掲載しておりますので、お役立てください。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。