おせち料理や祝膳関連
陣笠椎茸(じんがさしいたけ)などのかぶり物を連想させる料理
■ 陣笠とは、下級兵が戦場で兜(かぶと)のかわりにかぶった笠のことで、映画やドラマの忠臣蔵(ちゅうしんぐら)等にも登場します。
料理の雑学、豆知識【和食の料理用語集】
おせち料理の重箱にかぶり物を連想させる料理を使う意味と理由
武家時代の名残りといわれ、兜などのかぶりもの以外に盾(たて)や矢羽根(やばね)をかたどった料理も同じ理由から祝いの席や行事に用います。(昔は名高い武将になることが現在でいう出世にあたるという意味から。また、ぶりは出世魚である為おせち料理に使います)
※ 争いごとにも通じるという観点から、良い意味としてとらえられない場合も稀(まれ)にありますが、一般には端午の節句の料理にも使うように、めでたい行事や祝膳に用います。
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