【夏の献立、青唐辛子】焼き万願寺
今回は、万願寺唐辛子に焼き目をつけるときの下処理をご紹介したいと思いますので、冷やし鉢の献立や付き出しなどの参考にされてはいかがでしょうか。
食材の下処理方法
焼き万願寺唐辛子
【1】最初に、万願寺唐辛子を縦半分に切り分け、種を取りのぞいてください。
【2】次に、唐辛子の左右を互い違いにして、金串が扇型になるよう、刺してください。
■ 扇型にする理由は、金串の手前を1点に集めて持ちやすくするためです。
【3】そして、サラダ油、または白絞油(しらしめゆ)を表面に塗ったあと、直火であぶってください。
■ 白絞油(しらしめゆ)とは、精製した菜種油や大豆油、綿実油のことです。
表面に油を塗る理由
万願寺唐辛子を、そのまま直火であぶると、焼き色がついても中まで火が通りにくいですが、油を塗ると焼き目をつけた段階で丁度良い歯ごたえに仕上がるためです。
このあと、よく冷やした吸い物だしや八方だしに唐辛子をつけてください。
そして、冷蔵庫で半日ていど味を含ませると、冷やし鉢の青味に使えます。
■ 油を塗らずに仕上げる場合は、唐辛子をサッと煮て火を通したあと、緑色が悪くならないように、氷水で急速に冷やしてください。
【関連】
今回は焼き万願寺の下処理方法をご紹介いたしました。
他の下処理につきましては≫「食材の下処理方法一覧」に掲載しておりますのでお役立てください。
次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。