萩ご飯 レシピ 海老と枝豆の萩ご飯を色よく仕上げる方法【炊飯の水加減とコツ】

 
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秋のご飯物の献立・萩御飯(はぎごはん)

今回は海老と枝豆を使った萩ご飯を色よく仕上げる方法をご紹介したいと思いますので、秋の献立の参考にされてはいかがでしょうか。

萩ご飯の作り方と盛りつけ

長月から神無月のご飯物【萩ご飯の作り方とコツ】

米3合を炊くときの調味料と具の分量

昆布だし 750 ㏄
大さじ1杯
小さじ1杯
殻付きの海老 100 g
枝豆のむき実   50 g(生の場合は100 g)

■ 昆布だしは、水750㏄に対して昆布を約6g入れ、そのまま一晩おいて旨味を抽出すると作れます。

家庭料理として作る場合は塩味がうすいと思いますので、塩の分量を1.2~1.5倍にしてください。(上記の分量は会席料理の食事として出すときの塩加減です)

花に見立てる海老と葉に見立てる枝豆の下処理工程

【1】最初に、殻をむいた海老を縦半分に切り分け、背わたを取り除いて、ぶつ切りにしてください。

そして、海老を熱湯に通して霜降りしたあと、ざるにとってください。(陸上げ

【2】次に、枝豆を塩ゆでして冷ましたあと、中の豆を取り出して、うす皮をむいてください。

昆布だしで海老を煮る工程

【3】酒と塩を加えた昆布だしをひと煮立ちさせてアクを取り、海老を入れてから火を止めて、そのまま常温まで冷ましてください。

萩ご飯の海老を昆布だしで煮る工程

■ 昆布だしが冷める段階で海老に火が通ります。

米を炊く工程

【4】洗った米を水に30分~1時間ひたして中まで吸水させ、ざるに上げて水けをきってください。

このあと、海老を煮たときの昆布だしを米の同分量はかって釜に入れ、炊きあげてください。

■ 米を炊くときの水加減

【米3合 ⇒ 180 × 3 = 540】

昆布だしで米を炊く工程

米は水を含むと1.2倍量になるため、はかったときの容器を使って同分量の水を入れると炊けます。 ■ 炊飯器の目盛りの位置は、この分量に合わせてありますので、土鍋で炊く場合も同じ分量を目安にしてください。  吸水が足りないと水加減は変わります。

仕上げの工程

【5】米を水加減したあとに残った昆布だしで「海老と枝豆」をさっと温め、ざるに上げて炊きあがったご飯に混ぜると完成です。

萩ご飯の作り方,えびと枝豆を昆布だしで温める工程

↓↓↓

萩ご飯の作り方,えびと枝豆を混ぜ合わせる工程

【萩ご飯の盛りつけ例】

萩ご飯の作り方と盛りつけ

■ 写真の右側に添えてある花が「萩の花」です。

【萩ご飯を使った献立の応用例】

萩ご飯の銀あん掛け

おぼろ玉子、つゆしょうが

萩ご飯の銀あん掛け,おぼろ玉子,つゆしょうが

ゆで玉子の黄身を使った

【おぼろ玉子の作り方】

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小豆と銀なんを使った

一般的な萩ご飯の作り方を簡単に解説

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今回は萩ご飯をご紹介いたしました。

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次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。