夏の献立【鱧(はも)料理】
【鱧の子の玉子じめを鍋で作る方法】
今回は下処理を施した鱧の子を煮て、弱火で加熱しながらゆっくりと玉子でとじる手順をご紹介したいと思いますので、料理作りにお役立てください。
また、当記事の方法は火加減に気をつけると、ご家庭でも作れますので参考にされてはいかがでしょうか。
夏の献立【鱧の子の玉子じめの作り方手順】
鱧の子の下処理工程
【1】最初に、鱧の真子(卵巣)を下ゆでして、臭みを取り除いてください。
■ 詳しい内容につきましては≫「鱧の子のゆで方と下処理のコツ【子を簡単にばらす方法】」に掲載しております。
鱧の子を煮る工程
【2】鍋に入れた鱧の子の高さの2倍量の調味だしを加えて、おろししょうが、または針しょうがと共に約15分間煮てください。
【だしと調味料の割合】
だし | 200㏄(20) |
みりん | 10㏄ (1) |
うす口醤油 | 10㏄ (1) |
■ ()内の数字は比率です。
玉子でとじる工程
【3】更に加熱して煮汁が少なくなり、ハチの巣のような穴がポコポコと出てきたところで、溶き玉子を鍋全体に回し入れてください。
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溶き玉子の目安分量
■ 鱧の子1尾分に対して1~1.5個です。
【4】そして、鍋に蓋をかぶせてごく弱火で約15秒間加熱し、火を止めてください。
たくさんの子を一度にとじる場合は加熱時間が長くなりますので、中を見ながら半熟状態に調節してください。
■ 途中で蓋を開けても大丈夫です。
【5】火を止めたあと、蓋をしたままの状態で1分間むらすと完成です。
仕上げの工程
器に盛りつけるさいは、玉じゃくしやスプーンなどで鍋ぎわからすくい取ると、作業が簡単に進みますので参考にされてはいかがでしょうか。
【盛りつけ例】
■ 写真の青味野菜には、塩ゆでした三つ葉を使用しております。
【関連】
≫鱧に関連した料理内容一覧を見る
≫たまご料理の関連記事一覧
≫卵料理・卵 レシピ・玉子・魚卵などの関連動画(再生リスト)
【参考】
今回は鱧の子の玉子じめをご紹介いたしました。
他のレシピにつきましては≫「本サイトの料理内容一覧」に掲載しておりますのでお役立ていただければ幸いです。
次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。